デジタルオーディオプレーヤーが音に影響する部分は少ない、という話の続きです。
あえて誤解を恐れずに言うならば、デジタルオーディオプレーヤーはどれを選んでもそんなに音質は変わりません。
ではどうすればいい音で音楽が聴けるかというと
どんなに凄い再生装置を用いようと、再生仕様とするデータ自体の音が悪ければ何の役にも立ちません。例えば、ラジオ(特にAMラジオ)を聴いてみるとわかると思いますが、「明らかに変な音」ですよね。これは、どんなに高級なオーディオを用いても大した物にはなりません。電波に乗せてデータを送っているラジオは、CD等に比べ、圧倒的に音楽データの情報量が少ないのです。
音楽データのビットレートは、大きければ大きいほど「いい音」になっていきます。究極的なことを言ってしまえば、圧縮率ゼロの.wavファイルで聴けばそのCDの「一番いい音」が得られるわけです。
ただし、基礎知識の最初に書いたように、.wavファイルはデータ量が大きくなりすぎ、あまり現実的な選択肢ではありません。mp3ファイルであるならば、320kbpsでほとんど全ての人が.wavとの違いがわからなくなると言われており、多くの人は192kbpsでほとんど違いがわからなくなると言われています。このあたりが現実的な「いい音」の限界でしょう。
(この話は、詳しく話せばいつまでも終わらない話になってしまいますので、後々もう少し踏み込んだ話をしようと思います)
デジタルオーディオプレーヤーの音の違いはヘッドフォンの違いと言っても過言ではないと思います。
音楽を聴く上で一番影響が大きいのがこの「出力装置」です。いい音がするデジタルオーディオプレーヤーにこだわるよりも、「いい音がするイヤフォン、ヘッドフォン」にこだわった方が遙かに「いい音」で音楽が聴けます(これが一番言いたかった)。
最近標準でついてくるイヤフォンは比較的いい音ですが、それでもイヤフォンを変えるとそれだけでかなり音が違います。
「いい音」という感覚的なものは一定の物差しでは測れないので、どれが良いとは簡単には言えませんが、当然高い物の方が良い物(多くの人がいい音だと思う物)である確率は大きいです。高い物を探せば、数万円もするイヤフォンも普通に存在します。
数万円もする物は中々買えませんが、数千円程度のイヤフォンでも物によってかなり音が違ってきたりするので、色々なイヤフォンを試してみるのも一つの音楽の楽しみ方だと思います。
注:わかりやすさ重視のため、必ずしも正確な表現というわけではありません。「まぁそんなものか」程度にイメージを掴んでいただければ幸いです。
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